浦臼のエゾリス

koppel055

2007年05月02日 21:15


GW前半は、浦臼神社でエゾリス撮影。
ここは餌付けされたリスなのだが、花畑で遊ぶエゾリスが撮れるのがミ
ソ。既に広く知られていて、この時期は駐車場から車があふれるほど人
が来る。


餌付けのやり方は、花畑の中にクルミなどのエサを置く。
それにつられてリスがやってくるという仕組み。
ただし、花畑はロープが張られて中に入れないようになっており、エサ
を置けるのは、リス愛護会の腕章をつけた人だけだ。



大事なことは、この景色は作られたもので、自然にはないだろう、とい
うこと。もちろん、もともとここに住んでいるリスだから花畑を通るこ
とはあるだろうが、この中にエサは埋めていないようだ。

それでも、メルヘンの世界として撮りに行くことにしている。

エゾエンゴサクの花が終わると、カメラマンはウソのようにいなくなる。
でも、浦臼神社は一年中魅力的なところなのだ。
オオルリがすぐ近くでさえずってくれるし、いろんな鳥が境内の木に巣
を作って楽しい。


ただ、張られたロープの中に侵入してエゾエンゴサクの写真を撮ったり
する人がいる。今回、50代ぐらいの男性が中に入って夢中になって写真
を撮っていたので注意したら、「悪いと思います」と素直に認めたかと
思いきや、しばらく写真を撮り続けていた。

ロープが張られたのは、カメラマンが増えて花畑を結果的に踏み荒らす
ことになったからだと聞いている。
写真を撮る上で構図の制限などとても邪魔なロープだが、設置された経
緯を考えると、邪魔とは言えなくなる…

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