2004年07月22日
冬の青空

夏の奈良は濁った空が多かった。
水色というか、なんか抜けきらない色。
冬になると、空気の透明度が増すせいか、青空がきれいになった。
この写真、父が亡くなった翌冬に撮ったもの。確か一周忌を終えて町中を
ぶらぶら歩いて撮ったものだ。
カメラはリコーのGR1。今でも名機だと思ってる。
簡単な操作で驚くほどシャープな写真が撮れる。
中央重点測光で使っていたけど、露出を大外しするようなことはなかった。
午後の陽差しは地面をマゼンタに染めて空の青をひきたたせる。
午後3時の光が一番よかったかな。