リスバカ日誌

ＮＨＫで孤独死を防ぐというテーマで番組をやっていた。
関東の団地の一角。
孤独死は大半が１人暮らしの男性で、最近は５０代で孤独死するなど若
年齢化が進んでいるという。
死後３ヶ月経ってから発見されることも。

紹介されていたのは、たまたまなのか知らないが、病気が元で妻と離婚
し、孤独に暮らしているという例が複数あった。病気がちだから仕事も
ままならず、６５歳に達していないから年金がもらえるわけでもない。

見ていて身につまされるといったらなかった。
このまま１人暮らしが続けば、あのテレビに出てくる人たちと同じよう
な立場になる。
健康が大事なんだなあと思った。

会社で仕事できているうちはいいが、やめてしまったらどうなるかわか
らない。

仕事の問題で言えば、先週やっていたＮＨＫのドキュメンタリーもなか
なか重かった。タクシー運転手の置かれたひどい状況をクローズアップ
し、経営者同士のどす黒い野望に巻き込まれていく様子も描かれていた。
タクシー運転手の平均年齢は５０代。それこそリストラされたりしてや
むを得ずタクシー運転手という例が多いらしい。職安探しても仕事がな
く、タクシー運転手なら、というわけだ。
それは、タクシー台数などの規制がなくなってしまった今だから際立っ
てきたのだ。自由化で台数はどんどん増え、もともと歩合給だから台数
増やしても経営者はそれほどリスクがない。５００円タクシー会社に至
っては車自体運転手に買わせていた。

こうして、社会の歪みがしわ寄せが５０代の男たちに押し寄せていく気
がする。自分も孤独死にならないように、人様に迷惑をかけないように、
と思っている。

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